親が亡くなったら、葬儀以外にもやることは多いです

相続・事業継承

高齢の親が亡くなったときには、葬儀の他にいくつもの手続きが必要になります。手続きの概要と確認するホームページを参考に記載します。

手続一覧

やるべきこと手続きの概要説明
葬儀の手配葬儀社に連絡します亡くなった方が葬儀社に積立等をしている可能性があるので確認をしておきます。積立をしている場合は、その葬儀社に連絡します。
病院に葬儀社の一覧が掲示されている場合は参考にすることができます。なお病院からご遺体を引き取る際には遺体搬送車(寝台車)を使用します(自家用車でも問題はありません)
葬儀お寺や葬祭会館等お墓があるお寺への連絡し、葬儀ができる日程を確認します。葬儀社には葬儀の日程を伝えるとともに、依頼する葬儀の内容を打合せします
健康保険証等の返納健康保険証等を返納します「健康保険証」「介護保険証」を返納します
※詳細はお亡くなりになった方の市区町村窓口に問い合わせます
年金の手続き最寄りの年金事務所で手続きを行います年金を受け取っている場合は、年金支払いの停止手続き、遺族年金がある場合はその手続きを行うことになります。遺族年金の受取人本人が出向くことにより無駄な手続きが減ります。
公共料金の変更・解約電気、ガス、水道、クレジットカード、電話関連利用明細の問い合わせ先に連絡して手続きをします
準確定申告亡くなった方の所得税の確定申告をします亡くなった方に代わり相続人が所得税の確定申告を行ないます
亡くなった年の1月1日から死亡日までの所得を申告します。必要な場合は前年分の確定申告をあわせて行ないます
相続財産の分割協議相続人により遺産の分割について話し合います遺言書がある場合は遺言状によっては裁判所の検認などが必要になる場合があります。不用意に開封は出来ませんので注意しましょう
裁判所の検認が不要な形式の場合は内容を確認します
銀行、保険、有価証券、不動産などの手続き名義変更(相続財産の分割協議が整ったら)
不動産の名義変更は法務省で行ないます。保険等はそれぞれの会社に連絡し相続の手続きについて確認します

関連するリンク

持参すべき書類や運転免許証のような身分証明書、印鑑の要否を確認して必ず持参するようにしましょう。手続きが多岐にまたがるので無駄足を減らすことが大事です。予約ができる場合は必ず予約しましょう。窓口で待たされることをできるだけ避けることは大事です。

項目リンク先URL
健康保険証等の返納東京都福祉保健局
※亡くなった方の都道府県や市区町村のホームページもご確認ください
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/iryo/kokuho/aramashi/kanyuu/kanyuu02.html
年金の手続きについて日本年金機構https://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/tetsuduki/kyotsu/jukyu/20140731-01.html
準確定申告国税庁https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/2022.htm

まとめ

親が亡くなった後の手続きには、例えば父親が亡くなって、母親が残されたような場合には、母親が本人になるケースが多くあり、本人が手続窓口に出向いて行わなければならない手続きがあります。

家族が亡くなった場合、まず葬儀の手配をしなければならないが、それ以外に何をしなければならないのかは中々思いつきません。

ここでは、葬儀以外の考えておくべきことを概要として提示しています。何かの時に参考にしてください。

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